東北巡業 秋田県 寒風山パラグライダースクール レポートby只野
2025年5月25日(日)
この週末に山形県の白鷹エリアで行われる「さくらんぼカップ」に参戦するために一路東北目指して走りました。
せっかく東北いくなら行ったことのない、ずっと行きたかった秋田県男鹿半島にある「寒風山」が最初の目的地。
丹波から富山までで4分の1、、、覚悟して走り出したど約900kmは果てしないドライブ
新潟はひたすらまっすぐな道。
村上を過ぎたころに給油ランプが点灯。高速降りたらスタンドあるやろうと思ってたけど甘い!
スタンドはあるけど、夜はやっていない。コンビニもない。燃費を稼ぐためにエアコンはオフ。
沿岸沿いの道から山に入って、新潟から山形に。山を下って平野部をしばらく走ると

宇佐美がありました。
よかったー。街中は嫌味なほどガソリンスタンドがありました。コンビニも。
1日目の目的地 鶴岡に到着したのは出発から10時間後。まぁ頑張ったねw
教訓:東北を走るときはこまめな給油を!
5月26日(月)
秋田に行く途中、鳥海山があります。あいにく雲の中でどんな山か見えませんでしたが、ふもとにある丸池さまを見に行きました。湧き水の池で、古くから信仰の対象になっているみたいです。

コバルトブルーの透き通った水が神聖な感じでしたよ。
しばらく走ると、男鹿半島が見えてきました。
そして、なまはげ!
秋田に来た!って感じになります
そして、周りは田んぼがいっぱい。こんなに田んぼがたくさんあるのに米騒動というのは矛盾している気がします。
農家さんが作ったお米はどこにいったんだろうか。

寒風山パラグライダースクールにつくと、小野寺さんとたづこさんが迎えてくれました。
風が強いので飛べそうにないですが、エリアを案内してもらいました
ショップからテイクオフは見えていますが、高度差が80mぐらいしかないとか。
これでも、標高は400mぐらいあるのでサーマルで上がるそうです。

小さな山ですが、海からや陸地からの気流が良い感じでぶつかって良質な上昇気流が生まれるんですね。
この山から世界に通じる選手がたくさん育ったのがわかる気がします。
小さな風や翼の変化を感じて風を捕まえる。高い高度まで上昇したら大きな風の流れを読んで、風に乗ったり時には風に逆らったりして見えない気流を読む力をつける。飛んでみたい!
けど、今日のところは、風も良くないので小野寺さんと温泉行っておいしい日本酒とおいしいご飯を頂きました。
運転疲れで、せっかく秘蔵の日本酒を出していただきましたが少ししか飲めずすみませんでした。
5月27日(火)
今日は狙い通り良いフライト日和になりました。
9時過ぎからフライトを始めました。とんびが3羽ほどレベルキープですがソアリングしています。
スクールの方が飛び始めると、トンビと同じくレベルキープ出来てさらにそこからトップアウトしていきます。
眼下のランディング場から80mしか高度差ないのに、、、
私もフライトしました。同じように飛んでみると少しずつ高度が稼げてトップアウト!+100mほどですが絶景です。
でも、1本目はワンミスでささーっとランディングしてしまいました。
そのあとは少しずつコンディションが良くなり飛び方もわかってきたのでいい感じでソアリングできました。
午後からは風向きが変わって火口(寒風山は昔火山だった)に向かってフライト。
火口の方はグランドサーマルが大きくて、それが流れて山の斜面を駆け上がるとしっかり高度が稼げます。

北と南は海が見えて、東側は広大な八郎潟の干拓地が見えます。
遠くに昨日は見えなかった鳥海山が雪をかぶって見えました。

初めての寒風山でしたが、スクールの方も優しくて楽しく過ごせました!
次回は、体調を整えて一緒に日本酒をのみながらと思っていますwww
もちろん、フライトしてから!
ありがとうございました。